大学以降完全に触っていなかったギターを再開したきっかけは、フィンガードラムでした。
最初のきっかけは、この本でした。
2021年2月ごろ?にこの本の存在を知って、本と一緒にiRig Padsというフィンガーパッドを買いました。
そこから数ヶ月くらいは楽しく練習してたんですが、やればやるほど、ドラムって難しいんだなあ、と思い知らされるわけですよ。
それで、もう少し「演奏技術」に頼らずに音楽を楽しめないかな、と、サンプリングとかビートメイクにも手を出すようになりました。
ただ、これはこれでやっぱり難しかったんですよね。まず、サンプリングの勘所がいまいちわからない。そもそも、そういう音楽をほとんど聴いてこなかったんだから、まあ当たり前だったのかもしれません。
そんなことをやってるうちに、そういえば、昔やめちゃったギターをもう一度練習すればいいんじゃないか、と思い出したのです。
これが2022年5月のことでした。(そこからの約2年の経緯は、🎸20年ぶりのギター再開からAbleton Liveを使い始めるまでの総括にまとめています)
その後、ギターを練習している傍らでYAMAHA SEQTRAKに興味を持って、それをきっかけに2024年2月に🎹Launch Pad Pro mk3を買いました。 →Launch Pad Pro mk3購入に至るまでの流れ
当時は「LaunchPadを使って音楽を作る」つもりだったんですが、結局ものの見事にそんな目的は忘れてしまいました。まあ、かろうじて「ギターの練習で使うと便利な道具」としては活躍してくれたので、完全な失敗ではなかった。2024年はそんな感じでした。
そこから大きく変わったのが、2024年末のことです。
きっかけの一つは、2024年12月から🎸Ableton Liveでギターの練習をするようになったことでした。
ブログ( 無理ない暮らし )との出会いは、偶然であり、必然のようなものだったかもしれません。
ごりゅごがAblton LiveというDAW(コンピュータで音楽つくるソフト)の使い方を調べている時に以下の記事に出会いました。
Ableton Liveでギターを弾くのは楽しい アンプ編 | 無理ない暮らし
この記事に書かれてることをマネしてみたら、なんかこれが(少なくとも自分の記憶にある限り)今までで一番自分の好みのギターの音が出せるようになったんですよね。
これまで自分がやってきたどんなセッティングよりもいい音で、おおーすごいなー、ギターってうまく設定するとこんないい音になるんだなー、って感動してました。そして、これをきっかけにブログに書かれているたくさんの記事を読み漁るようになりました。
まずね、Ableton Liveというソフトのことを日本語で書いてくれてる人って超少ないんですよ。さらに言うと、Ableton Liveをギター演奏に使う、なんて記事を書いてくれてる人になると、もっとさらに少ないんですよ。
これだけでも超すごいことだったんですが、たくさん記事を読んでいるうちに、もっとすごいことに気がついてしまいました。なんとこのブログのメインコンテンツ(一番記事量が多いもの)は、ギターじゃなくて「パッド」に関する記事だったんですよ。
まあ超雑な説明をすると、ダンスミュージックとかHIP HOPとかで見かけるなんか謎の楽器です。最近だと「フィンガードラム」で使われるのもパッドの用途の一つ。
また、この動画に映ってるのも「パッド」です。(正確な説明ではないんですが、今回はそこは重要ではないので割愛します)
動画をご覧いただければ想像できると思いますが、一見すると楽器的な感じはしないかもしれないんですが、こういう風に、なにこれピアノなの?と思ってしまうこともできちゃうんです。
まあ、ピアノ弾きたいなら普通の鍵盤使えばいいやん、と思うんですが、そうじゃない理由というのはいっぱいあるんです。これまた話せば長くなりすぎるんですが、ご興味を持っていただけた場合、瀬戸弘司さんの動画を見ていただくと「なぜ?」がとてもわかりやすいです。
この動画は、パッドでどんなことができるかだけでなく、パッドのどこが素晴らしいのか、なにが優れているのかまでがとてもわかりやすく説明されている素晴らしい動画です。ただこの動画シリーズをひと通り見終わったあと、1つ大きな問題にぶち当たります。
次何やったらいいかわからん、というやつです。
本当に素晴らしい動画なんですが、この動画を見て辿り着けるのは「パッドを使って演奏してみたい」までなんですよ。
これを見れば、パッドに興味が持てる。
でも、実際にパッドを買っても、どうやったら上手に演奏できるようになるかがわからない。パッドの良さがわかっても、そこから次のステップに進むためには、なにをしたらいいのかがよくわからない。
音楽について大した知識がない自分にとって、「教科書」なしで勉強していくのは、ちょっとハードモードすぎるんです。理屈は分かっても、どうしたら「いい感じ」の演奏が出来るのかがわからない。
そんな経緯もあって、パッドを楽器として使うというのは半ば諦めてたりもしてました。
そんなパッドに関する情報が「無理ない暮らし」の中に大量に存在していたのです。 押して覚えるコードとスケール というシリーズとして、ちょっとやそっとでは読みきれない量の「教材」に溢れていたのです。(演奏動画もいっぱいあって、これがまた「こういうことできるようになりたい」と思える演奏がいっぱいある)
実際に、そこからのごりゅごは、暇を見つけては過去記事を掘り返し、書かれてることをメモして、真似してみて、全然動画みたいにできねーなー、なんて悩んだりしながら、ギターの練習と同時に「パッドの練習」にも少しずつ手を出すようになり、すっかりこのブログのファンになっていきました。
次の転機が訪れたのは、およそ1月後、2025年1月の後半のこと。
簡単に言うと「超コアな有料コンテンツの販売を始めるよ」という話です。
ごりゅごはさっそくこの記事を買って読んだわけなんですが、これまたもう見事に「こういうの読みたかった」というやつなんですよね。
ハードコア・パッドスタイル 第1回 フォームについて|うりなみ
第1回は、なんと演奏や練習などにはまったく触れず、ひたすら「フォーム」についてのみ書かれている。まさしくハードコア。
が、この1記事だけでも、自分が今までまったく考えていなかったような発見がたくさんあった。
これからもお金出して記事を買うから、今後もこういう記事を作って欲しい。素直にそう思いました。
そう考えたごりゅごは、記事内容を褒めつつ、同時にさりげなく今後の内容についてリクエストを入れるというワザをも組み合わせるという知恵を働かせ、勇気を振り絞って記事にコメントを残しました。
すると、30分も経たないうちにやたら親切なお返事が返ってくるではないですか。
丁寧な返事をいただけたことで調子に乗り、さらに勇気を出してブログを読みはじめたころから思っていたことを書いたメールを送信。
簡単に言うと「めちゃめちゃ記事が参考になってます。大ファンなので、もっと続けてください。ブログやめないでください」という内容。
思いは実り、数日後に実際にZoomでお話をすることができたんですが、これはものすごく楽しく愉しい時間でした。あわよくばと目論んでいた、「俺はこういうコンテンツが読みたいです」みたいなリクエストもいっぱいできてしまい、ごりゅごとしてはいいことしかない素晴らしい時間でした。
この辺りの経緯は以下の記事でもまとめています。 →ニッチを突き詰めれば競走は発生しない - by goryugo - ナレッジスタック
その後も連載は続き、そこでは技術や知識が少ない自分でも出来る(練習できる)ような「基礎」もきちんと書かれており、書かれた練習を繰り返しているうちに、目に見えて上達していくことが実感できた。
そこからも数ヶ月、まったく飽きることなく練習は続けられており、生まれてはじめて「音楽でアドリブができるようになる道筋」が身体でわかってきた状態になっています。
練習を続けるうちに、弾けるフレーズの数だけでは見えないフォームの変化も出てくる。同じフレーズを弾いた古い録画と比べてその変化を確かめる方法は、演奏フォームの変化と記録・比較にまとめた。
現在は、TwitterやBlueskyでハードコアパッドスタイルのハッシュタグを付けて日々動画を撮り、上達過程をリアルタイムで掲載していたり、音楽ブログでも練習過程は書いています。
なによりも、超ニッチでありながら、ごりゅごが超盛り上がっている「パッド」を使って音楽やってみようかなという人がひとりでも増えてくれたら、一番嬉しい。
どうやって練習をしていったらいいのか?それはもう、これから Pad-senseiのサイト に書かれていく記事を読めば大丈夫!
こういう感じの音楽、パッドだけで、自分だけで全部作って演奏出来たら超楽しくない?