![[ac05ee8b6128dcce5ea2c86b47d004c1_MD5.jpg|"男の家事_入稿時点_RGBカラー(ドラッグされました).jpg"|100]] 男の家事、無料公開コンテンツその2です。 今回は「自称:家事を手伝っている男性」が勘違いしがちな「ゴミ出し」という仕事について。 <!-- more --> ## 夫が家事を「流れ」で理解できていない 私を含め、自称「よくできた夫」たちが、「手伝っている家事」としてよく挙げるのが「朝のゴミ出し」ですよね。 出勤の際などに、(妻がまとめておいた)ゴミ袋を、ゴミ捨て場まで持っていく。 かんたんな仕事なのですが、やはり男がゴミ出しをしていると目立つのか、近所の奥様方と顔を合わせると、「いつもご苦労さまですね」とか褒められるんです。 これが意外に嬉しくて、つい家に帰るなり「ゴミ捨てやっといたよ」とか嬉しそうに報告してしまうのですが、これ、実は「妻をイラッとさせる行為」なんだとネットのQ&Aサイトで知りました。 私は、またしてもその真意を妻に聞いてみることにしました。 妻「ゴミ出ししといて!」って頼んだら、本当は * 準備どんな種類のゴミを、何曜日に出すのか把握しておく * 実行ゴミの日の前日に、ゴミ箱のゴミをまとめて袋を閉じる * 実行当日の朝にゴミをごみ捨て場に運ぶ * 後片付けゴミ箱に新しくゴミ袋をセットしておく くらい(自主的に)やって欲しいと思っているんだよ。 それなのに、ゴミ捨て場に出すだけで、家事を手伝った気になるなど言語道断! さらに理想を言えば、 * 準備ゴミ箱の場所をどこにするか決める * 準備ゴミ袋の在庫管理 なんてことまで気を回せるようになって欲しい! あまりにも理路整然と説明されてしまったので、その場ではグウの音も出ませんでしたが、「だったら、はじめからやって欲しいことをすべて伝えてくれよ!」と思ったのもまた事実です。 そこで、妻の助けを借りながら、妻にとっての「ゴミ出し」を、私にも分かるように書き出してみることにしました。 名付けて「五藤家のゴミ出しワークフロー」です。 こちらの図をご覧ください。 ![[6be1cec4458d0d0b8c133d8ecb447122_MD5.png|"スクリーンショット_2016-06-30_08_36_03.png"]] いかに妻の認識と私の認識に差があるかが一目瞭然です。 一つ一つの作業や判断は、単純で、時間もかからず、私でもできることばかりです。 しかし、「ゴミ出し」を一連の作業(ワークフロー)として捉えられていなかった私は、妻から「ゴミ出ししといて」と頼まれても、前後の作業や判断にまで考えが及ばず、文字通り「(妻がまとめておいた)ゴミ袋をゴミ捨て場まで持っていく」ことしかできなかったのです。 これが「男の家事」を最強に難しくしている理由の一つだと思います。 分からないものは手の出しようがないのです。 ゴミ出しについては、これで仕事の全容をつかめました。 他の家事についても同じ粒度で調べられないか考えたのですが、それはあまりに妻の負担が大きく、どうにも現実的とは思えません。 ## っていう感じの本です [「理系の料理」](https://goryugo.com/20150901/rikeinoryouri_mokuji/)に続いて、今度のテーマは「家事」です。多分、今日には書店に並んでいるのではないかと思います。 この部分は、なぜ男の家事(ていうか夫婦での家事)は難しいのか、というテーマについて、原因を考えていく部分。 実際「一人だと問題ない家事」っていうのも、夫婦で分担しようとすると、思わぬところで苦労したり、いろいろ難しかったりするんですよね。 その辺りをいろいろ考えていく部分です。 ![フルオートでしか洗濯できない人の 男の家事|200](https://m.media-amazon.com/images/I/51-YpLqhjkL._SY445_SX342_.jpg) 🚚『フルオートでしか洗濯できない人の 男の家事』🚚[PR] 📖[Kindle(Amazon)](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798046922/room510-22/) 🛍️[楽天Books](https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0420ee27.e275520c.0420ee28.758c15b9/?pc=https%3A%2F%2Fbooks.rakuten.co.jp%2Fsearch%3Fsitem%3D%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%8B%E6%B4%97%E6%BF%AF%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%20%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6%E4%BA%8B) <a href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2680428&pid=889373199&vc_url=https%3A%2F%2Fhonto.jp%2Fnetstore%2Fsearch_021_10%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%8B%E6%B4%97%E6%BF%AF%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%20%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6%E4%BA%8B.html">📑honto</a><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2680428&pid=889373199" height="1" width="1" Border="0"> <a href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2680428&pid=889373206&vc_url=https%3A%2F%2Fwww.kinokuniya.co.jp%2Fdisp%2FCSfDispListPage_001.jsp%3Fqs%3Dtrue%26ptk%3D01%26q%3D%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%8B%E6%B4%97%E6%BF%AF%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%20%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6%E4%BA%8B">📚紀伊国屋</a><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2680428&pid=889373206" height="1" width="1" Border="0"> <a href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=2680428&pid=889373205&vc_url=https%3A%2F%2Fbookwalker.jp%2Fsearch%2F%3Fqcat%3D%26word%3D%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%8B%E6%B4%97%E6%BF%AF%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%AE%20%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6%E4%BA%8B">📗BOOK☆WALKER</a><img Src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=2680428&pid=889373205" height="1" width="1" Border="0"> (今回も)編集者の人からは、ある程度(読みたくなる範囲で)文章公開してもいいよー、って言われているので、発売までに2〜3節分、本の内容をご紹介したいと思います。 その1はこちら。 [[今日の晩ごはんどうする?にはどのように答えればよいのか]]