Kindle Paperwhiteの本体容量は2GB。うち、使用可能領域約1.25 GBとAmazonのページに書かれています。
で、SDカードなんかにデータを保存する、とかそういうことは出来ません。
じゃあ実際この1.25GBの領域には、実際どのくらいの量の本を入れられるのか。
実際にKindleストアで買った本のサイズを元にしてちょっと調べてみました。
漫画1冊40MB 書籍1冊500KB
Kindleに入ってるデータの中身は、Kindleをパソコンに繋いでやれば簡単に調べることが出来ます。
.azw3て拡張子の「本の本体」部分と、.sdrて文字が書かれたフォルダがありますが、フォルダの中身はどうやら「ハイライト」とか「メモ」とかを保存しておく場所の模様。
フォルダの中身はほとんどゼロと言って良さそうなサイズなので、本体の部分だけの容量を見てみます。
で、何冊かのデータ容量を見比べてみると、マンガは1冊およそ30MB~50MBくらい。書籍1冊はおよそ300KB~600KBくらいのものが多い感じです。
マンガ30冊 書籍2500冊
漫画1冊を40MBだとすると、Kindleに保存しておけるのはおよそ30冊。
書籍1冊500KBだとすると、Kindleに保存しておけるのはおよそ2500冊。
マンガだと、HUNTER×HUNTER全巻入れられるかどうかギリギリくらい。
やっぱり「いくらでも入れとける」とはいかないですねぇ。
マンガは小まめに消さないといけない感じ。
それに対して「活字本」であれば、実質ほぼ無制限にいくらでも入れられると考えても良さそうな数字です。
ちなみに、ScanSnapで「スーパーファイン」で保存した自炊本とかは、マンガ、活字を問わず1冊70MB~100MBくらいになります。
(一応、もうちょっと頑張ればサイズを小さくすることはできます。Clear Scanを使ったり、画像圧縮をしたりなど)
まぁ、Kindle Paperwhiteで自炊した本を読むのは非常にツライので、やっぱりKindle Paperwhiteが一番向いてるのは「Kindleストアで買った活字本を読む」ということになりそうです。