そろそろようやくiPadでのブログの更新にも慣れてきて、さほど違和感なく、まぁまぁ効率的にブログを書けるようになってきました。
それなりにいろんなアプリを組み合わせてたりしてるので、その辺りを一度まとめてみたいと思います。
*iPadにSmartKeyboardを接続して使ってます。基本キーボードがあること前提
執筆の基本になるUlysses
マークダウン対応のエディタUlyssesがWordPressにブログをアップするための全ての基本。
URLをペーストすると「余計なこと」をしてくれる、という問題点が解決(詳細は下記記事にて)したことで、一気にメインのエディタに上がってきました。
また、iPadで画像を貼り付ける際、写真アプリで画像を「コピー」した後Ulyssesで「ペースト」すればそれで画像の貼り付けが完成するのもいいところ(ちゃんとWordPressにいい感じで画像が貼り付けられた状態になる)
アイキャッチ、スラッグ、カテゴリやタグ、記事の公開時間まで全部Ulyssesから設定できるのも素晴らしいです。
簡易プレビューであればコマンド+6キーで記事のプレビューも可能で、その辺もわりと便利。
色々ありますが、やっぱりUlyssesの最強に良いところは画像を「ペーストすればいい」というところ。
後述のWorkFlowだとかSkitch、CopiedとかLightroomなんかと組み合わせる時にも「ペースト」の手軽さは生きてきます。
Lightroomで写真の管理と補正
ブログで使う写真は、基本的にLightroomで管理して補正をして書き出して使う、ってのが基本。
とにかく「技術がなくても」「センスがなくても」だいたい誰でもいい感じの写真にしてくれる、というのが素晴らしく、iPhone,iPadのアプリを使うだけであれば、無料というのもすごいです。
もう一段階便利になるのが月額980円のフォオトグラフィプランに加入して、写真の同期をできるようにした場合。
基本的に、iPhoneの写真もiPadの写真も全てLightroomで「自動読み込み」に設定をしています。
これでiPhoneとiPadで自動で「同じ写真」が同期されるだけでなく、オリジナルデータはパソコンのLightroomを使えば、オリジナルデータをPCに保存可能。
また、旅行などでたくさんの写真を撮影している場合なんかの場合は「レーティング」を使って素早く写真の選別ができる、ってのもいいところです。
たくさんある写真の中から「ブログに使うかも」っていう写真だけ「採用済みフラグ」を立てておけば、写真をパッと見つけられるし、この「採用済みフラグ」も同期可能。
iPhoneでちょっとした時間に写真の選別を進めておいて、残りはiPad、みたいな使い方もよくやってます。
SDカードリーダーで写真の読み込み
また、デジタル一眼レフカメラとかアクションカムなどで写真や動画を撮った時は、Apple純正のSDカードリーダーを使ってiPhoneやiPadにデータを読み込んで、それをブログに使います。
Lightning – SDカードカメラリーダー
これ、ちゃんとRAWファイルの保存とかも対応してて、ここで取り込んだ写真をLightroomで読み込めば、ちゃんとLightroomでは「RAW編集」ができるし、RAWデータもPCに同期されます。
これ、昔はiPadでしか使えないという制限があったんですが、今はiPhoneでも使えるので、普通に外でデジカメ使うような人にもかなり便利です。
中途半端に無線でデータ送ろうとするより早いし、SDカードの中身を空けたいという場面でも活躍します。
Workflowで画像の透かしを入れる
最近はクソッタレ自称キュレーションメディアに画像をパクられることを防ぐために、画像に透かし(ウォーターマーク)を入れるようにしているんですが、これもWorkFlowというアプリを使うとものすごく簡単に透かしを入れられます。
最初に「透かし画像」を用意する必要はあるんですが、そこは「ブログ名が入ったテキスト」なんかを画像化しても問題なし。
「透かし画像のサイズの微調整」とかは必要ですが、まぁやる気があればそこはトライアンドエラーでセンスがなくても実現可能です。
また、Lightroomで画像を編集した時などは、Lightroomの「共有ボタン」からそのまま「Run Workflow」でWorkFlowを呼び出して、画像に透かしを入れて、そのままUlyssesに貼り付け、って方法を使ってます。(Workflowの段階で画像をクリップボードにコピーするようにしている)
Workflowでいろんなことをする
その他、画像を2枚横に並べる時、iOSやMacアプリのリンクを作る時なんかにもWorkflowを使っています。
WorkFlowについては他にも色々と便利な使い方はありそうなんですが、とりあえずブログを書く時にはこのくらいの機能があればまぁ問題ないのかな、と今は思ってます。
この辺の手順や、その他の用途などは下記記事で。
標準の写真アプリから画像に文字や矢印を入れる
画像などにちょっとした説明を入れる時には、今でもなんだかんだSkitchが重宝します。
これも、Lightroomの「共有ボタン」から呼び出すことも可能だし、それ以外に写真アプリから直接Skitchを選んで画像の編集をする、ということも可能。
標準アプリの拡張機能?的なやつを使った機能です。
これがすごく便利で、元画像を保持してるのですぐに戻せるし、修正したデータも画像として保存されるわけではなく、ちゃんと「Skitchのデータ」なので、あとから再度矢印や文字の微調整も可能。
これ、iPadだけでなくiPhoneで使ってもかなり便利ですごくオススメです。
Copiedで連続コピペしたりよく使う画像をすぐに取り出す
また、画像やテキストなんかを「たくさんコピーして、後でまとめて貼り付ける」みたいなことがしたい時なんかにはCopiedというツールをよく使います。
よく使う画像や、よく使う定型文なんかがある人の場合には「リスト機能」を使うことでこれらの画像やテキストを整理して保存しておくと便利。
地味に便利なのが、クリップボード管理ツールなのに「あとでコピーした文章を修正できる」というところ。
iPhone、Macともクリップボードの内容が同期でき、iPad単体でブログ書くのに便利、というよりはApple製品全体の使い道を便利にする、って感じだと思います。
個人的には、明らかにコピペっぽい問い合わせのメールとかにこっちもコピペでメールを返す時なんかに利用することが多いです。
また、このアプリはiOS11になった時に大きく化ける可能性があるアプリの1つとしても期待しています。
コマンド+スペースのSpotlight検索
最近覚えた新しい技がこのSpotlight機能。
iPadでも「コマンド+スペース」でスポットライトの起動が可能で、ここからアプリを立ち上げたり、その他大雑把に「ほぼMacのスポットライトみたいな検索」が可能です。
基本的に使ってるのは「自分のブログ記事にリンクを貼るためのGoogle検索」なんですが、それだけのためでも結構便利に使えています。
(ごりゅご.comの場合「キーワード+ごりゅご」で検索すればだいたい目的の記事が見つかる。サイト内検索のキーワードを単語登録するという技も有効)
2文字の単語登録
もう1個、最近始めて結構気に入っている「2文字単語登録」
これも、文字切り替えがめんどくさいiOSにおいて、日本語モードのままで英語の固有名詞をすぐに使える、という点で重宝してます。
ていうかこれも、iPadだけでなくMacとかでもけっこう役立つことが多いテクニック。
iPhoneでも同じようなことできるけどやはりキーボードの存在が重要だった
なお、参考までに、今現在は10インチの新しいiPad Proと公式のSmartKeyboardを使って今ここまでブログを書いております。
また、私自身はやらないけど、ここまで書いてきたことはだいたいiPhoneでも同じようなことは可能です。
私の場合、iPadでなんかする時にはこの「ハードウェアキーボード」が超重要で、これがあるからiPadでブログ書くのが当たり前にできるようになった、って感じですが、人によってはiPhoneでブログを書く方法としても応用できるかもしれません。
iPadの活用とかについては、こちらにもちょこっとまとめてありますので、ご参考までにこちらもどうぞ。