10.5インチiPad 1ヶ月使ってからの印象

10.5インチのiPad Proを使い始めて、だいたい1ヶ月が経過しました。

ワクワクドキドキの「俺、今から新しいiPadを使いまくるんだぜ」時期もほぼ終了し、そろそろ全体的な用途みたいなものが固まってきた感じがします。

今現在、主にiPadをどういう場面で、どういう用途で使ってるか。その辺りをまとめたいと思います。

10.5インチiPadPro(SIMフリー)の主な使い道

  • ブログをささっと書く
  • Lightroomで写真を整理したり補正したり
  • 旅行のお供
  • 料理作るときのレシピ
  • YouTube
  • iPhoneでゲームしてるときのサブディスプレイ

ブログをささっと書く

iPadを使ってちょろっとブログを書けるようになりたい。

これはiPadが登場してすぐの時期くらいから何度も挫折してたことですが、今回はついにようやく普通にブログを書く道具として使えるようになりました。

iPadでブログを更新する手順と使っているアプリのまとめ | ごりゅご.com
普段使ってるのはiMacで、当たり前ながらブログ書くのはiMacの方が早いし快適なんですが、それでもiPadの「常に傍にあって、思った時にササッと使える」という機動力は大変貴重。

AmazonプライムデーでAdobeグラフィックソフトが最大65%オフセール(過去最強レベル) | ごりゅご.com
↑こんな感じの記事とかは、まさにiPadがなかったら書かなかったであろう記事で「iPadでちょっとした時間に仕事を進めることで、人生トータルの生産性を上げる」という目標は今の所達成できているような気がしています。

文字入力は間違えるけどまぁ使える

ちなみに、iPadとMacでは「文字入力のルール」というか文字入力関連の操作方法が一部異なり、これが並大抵の努力では「同じ」にはできないため、その点は今でもよく間違えます。

Macの場合、英語キーボードに「⌘英かな」を使って、コマンドキー左右で入力切替してるんですが、iPadでそれは無理で、iPadでは基本的に「A」の左にある「Caps lock」で入力文字の切り替えをしてます。(地球のマークでもできるけど、遠くて使いにくい)

もう1つが「予測候補の確定」で、Macでは「Tabキー」で予測変換の文字を選択するんですが、iPadではその役割は「スペースキー」

その他、iPadでは「Ctrlと組み合わせた、Emacs系のキーボードショートカット」が使えません。

さらに、変換に関しても、変換候補に(無駄に)助詞が入ってきたりして、それよりも「単語単体で変換させろ」みたいなことを感じることもちょいちょい存在しております。

この辺の不満点は、使い込んで多少慣れてはきたんですが、やっぱり今でもまぁまぁ間違えるし、結構不便だなぁとは思ってるんですが、それでもiPadのサイズやらなんやらの「気楽さ」が上回って「モバイルマシンとして、完璧とは言えないながらも満足している」っていう感じです。

Lightroomで写真を整理したり補正したり

この用途も、自分的にはまぁ「ブログの下準備」的な役割が大きいんですが、撮った写真をiPadでササっと整理、補正したりしておくことで、iPadでブログを書くにしても、iMacでブログを書くにしても「写真の準備」の時間がほぼゼロになることで、全体の行程はだいーぶスムーズになってくれてます。

外で一眼レフで写真を撮ったりした場合でも、Lightning-SDカードカメラリーダーを使ってやれば、写真をササっとiPhoneやiPadに取り込み可能。

このカードリーダー、iPadとかは関係なく、iPhone持ってて、デジタルカメラで写真を撮る人ほぼ全員にオススメの最強アイテムです。

写真をiPhone,iPadに取り込める純正カードリーダーの使い方や仕様のまとめ | ごりゅご.com
最近のデジカメは、Wi-Fi転送機能とかそういうのついてる機種が多いけど、あれはやっぱ遅いしめんどくさいし、RAWに非対応なものとか色々制限があったりすることもあったりして、やっぱりめんどくさい。

それだったらカメラリーダーを使って物理的にiPhoneにSDカードの写真を取り込んで、ついでにその場でLightroomで整理&補正まで済ませてしまうと、その後のことが驚くほどに楽チンです。

とにかくLightroomは「誰でも簡単にいい感じの補正ができる」上に「整理能力最強」

iPhoneで撮った写真を超簡単に美味しそうにする方法 | ごりゅご.com
そして、LightroomはAdobeフォトグラフィプランに入っておけば写真も補正内容も同期可能。(ちゃんとRAWデータも取り込めるし、同期もできます)

Adobe Photoshop & Lightroomの月間使用料を安く済ませる方法 | ごりゅご.com
私の場合、とりあえず撮った写真はその場でiPhoneに取り込んで、Lightroomで読み込み。座ってる状態の場合はiPadで写真を整理するし、立って移動してる時間とかであればiPhoneで写真整理、って感じで、旅行先などでもできるだけ早めに写真の整理を済ませておくようになりました。

旅行のお供に十分役立ってくれた

もともと、iPadでそれなりに仕事をできるようにしたい、と思うきっかけになったのが「旅先でMacを全然使わなかった」って体験なんですが、先日2泊3日での東京へのお仕事ツアーがありまして、その時は、俺が期待してた程度には十分にiPadは役に立ってくれました。

iPadで軽い仕事を済ませられるようにしたい | ごりゅご.com
俺の脳内的に「iPadで仕事するのが現実的になりそう」という感じになってきた | ごりゅご.com
新幹線でも「とりあえず漫画読むだけでもいいからカバンからiPadを取り出そう」と自分を騙して、そのまま新幹線の机の上でちょろっとメール返したり当日の打ち合わせの内容を確認したり。

そのまま小一時間くらいブログ書いたりもできて、個人的にはもう「これだけでも十分役立った」って感想。

SIMフリーモデルにIIJのSIMを刺してるんで、ネットに繋ぐということを全く気にせずに使える、というのはやはり大変に便利です。

また、iPadの場合MacやWindowマシーンと違って (普段iPhoneを使っている人であれば)余分な充電器などを持ち歩かなくても良いというのも思ってた以上のメリットでした。

余談ながら、iPadに慣れてからMacBook Pro13インチ(最近使ってない)を改めて触ってみると、前後左右に2倍くらいの大きさがあるように感じました。やっぱiPadはだいぶ「お手軽」だってのを思い知った感じです。

(外で使うということに関して言うと、自分の感覚だと、ノートパソコンはすぐに電池がなくなるもので、充電しながら使うのが「基本」というのが頭から抜けない、ってのも外で使いづらい理由としてあるのかも。iPadはその逆で「充電は非日常のこと」という感覚だから外でも気楽に使いやすく感じるのかな、とか考えてたりもしています)

料理のお供(レシピ閲覧マシーン)としても活躍

もう1個、これは当初考えてなかったけど、思ってた以上に役立ってくれたのが「レシピ閲覧に使う」という手段。

基本的に、料理を作るときはほぼ確実に「レシピ見ながら作る」感じです。

で、料理作る時に悩ましいのが「手が濡れてる時が多いので、TouchIDが機能しない場合が多い」というところ。

これまでiPhoneでレシピを見てたたときは、毎回毎回パスワード入力しながら

  • クソめんどくさいからいっそiPhoneをロックしないようにしようか?
  • でもそれは電子マネーとかも使えるからさすがにセキュリティ的にまずい
  • じゃあ画面が自動でオフになる時間を長くする?(iPhoneは1分にしてる)
  • でもそれも、料理以外の時は電池消費増えて嫌だよね
  • ていうか画面ロックされないクックパッドアプリとか使う?
  • クソレシピが多いクックパッドは、有料検索かグーグル検索でないと役に立たないよね。無理だわ

みたいに悩んでたんですが、これは「iPadの画面自動ロックまでの時間を15分にする」というだけでほぼ全部が解決してしまいました。

15分間触らない場合は、もうレシピ見ずに料理作れる場合がほとんどだし、15分に1回レベルのパスワード入力とかならそれほど苦痛ではない。

何よりも単純に、レシピ見るときにはiPadのでかい画面は便利で、検索なんかもハードウェアキーボードが結構役にたつ。

また、最近のApple製品の防水能力を考えれば、多少iPadが濡れてもまず壊れることはないはず(自己責任)

て感じで、ご飯を作るときにもiPadは本当に「欠かせない存在」になりました。

スピーカーが本当にすごいからYouTubeとかゲームとかも本当にすごい

また、iPad Proが本当にすごいなーと思うのがスピーカーの音質。

個人的に、iPadを安いやつじゃなくて「Pro」にした理由は、純正のキーボードの存在ってのももちろんあるんだけど、この「ステレオの音が素晴らしい」ってのも大きかったりします。

とにかく1回この贅沢な環境に慣れると、もはや片側スピーカーのタブレットとかで動画を見るのは残念すぎてもはや使う気になれず。

Bluetoothスピーカーとか繋げばいいじゃん、て考え方もあるんですが、やっぱりそういう「一手間がかからない」ってのが「便利」なのかな、と思います。

ゲームしながらのサブディスプレイとして活用

その他、iPhoneでゲームをしてる時に、傍にあるiPadでゲーム攻略ページを開く、みたいなiPhoneと組み合わせての仮想デュアルディスプレイ、みたいな使い方でも結構重宝してたりします。

iPhoneでハースストーンの対戦する時に、マリガンガイドとかマッチアップガイドとかiPadで読めるの大事なんやで…

Macでやればそんなん解決するんだけど、最近やっぱりMacでゲームするのは割と「もったいない」と感じるようになったから控えてるんだけど、こういう謎の効率化を求めたりしてて、まぁ何がしたいのかはうまく説明できませんが、Hearthstoneは大変面白いので皆さんやりましょう。

ハースストーンが子供の頃の夢を今になって叶えてくれた | ごりゅご.com

ちょろっと使うときのお手軽さが最強に素晴らしい

iPad Pro 10.5の感想を一言でまとめるのならば「ちょろっと使うときのお手軽さが最強に素晴らしい」って言う感じです。

これに関しては、私が「基本的に家で仕事してて」「メインで使ってるのがiMacである」「外で仕事する可能性があるのは週1回あるかないか」であることとか「田舎の一軒家で、仕事部屋が2階にある」

こう言う感じの環境も大きく関係してると思うんですが、とにかく「基本手元に置いといて、ちょろっと気軽に使える」っていうのが最強。

家の中でも大抵常にiPadを傍らに置いてるので、iPadでちょっとだけブログ書くとか写真整理&補正するみたいなことをするようにもなってきました。

思っていたよりも家の中での活躍の場もあったりしたのと、思っていたよりも旅との相性が良かった(余分な充電器がいらないのが良い)のが発見でした。

まぁぶっちゃけ、自分と同じような属性の人は、大抵はMacBook使った方が効率はいいと思うんですけど、MacBookなんだかんだ高いし、多分「家で料理しながらレシピ見る」場合はiPadの方が使いやすいです。

かつて家の中(仕事部屋以外)でMacBook Proを活用しようとしてた時には、結構充電の場所の確保にも困ってたりしたんですが、iPadは「iPhoneと同じように充電ができる」おかげで充電場所を確保しやすい、ってのもメリットかもしれません。

まぁ何よりも、使い慣れたMacでなく、新しい道具であるiPadで「どうやったら上手くできるかな」とか試行錯誤するのが大変に楽しく、これからも色々試行錯誤してみたいと思ってます。

この記事を書いた人

五藤隆介(goryugo)

「仕事効率化」「ライフログ」「家族Hack」「デジタル情報共有」みたいなことを書いてます。

面白い本について語るPodcast「ブックカタリスト」も始めました

iPad Workers

月額15ドル/年額120ドルで月1回のiPadオンラインセミナー
受講&iPad活用のヒントになる情報をお届けします。iPad Meetup(Zoom座談会)も開催します。
ライスワークやライフワークにiPadを活用したい人におすすめのコミュニティです。